しあわせをつくり、えらぶ
〝… 人生をデザインするには、たくさんのよい選択肢が必要で、… よい選択をし、自信をもってその選択をまっとうする能力 ー その選択を心から受け入れ、自分の選択を信じきる能力 ー も必要だ。〟「究極の目標」=しあわせ。…上手に選択するすべを学び、あなた自身がどう生きるかによって決まる。1
「しあわせを呼びこむ」ライフデザインの選択 : 4ステップ
ステップ❶ 選択肢を集め、生みだす
[復習 または再確認しておきましょう]
・仕事観と人生観
・マインドマップ
・3通りの冒険プラン
・ライフデザインインタビュー、実体験
…より、多くの選択肢をだす。
ステップ❷ 候補の絞り込み
※満足できるリストアップ
※選択肢は3〜5個位(人の脳のつくりからいえる)」
ステップ❸ 判断力を総動員して〝選ぶ〟
ここからが正念場で、実際に「選ぶ」作業となります。人間の脳の仕組みの理解が必要になります。2
人間はそれが正しい選択と、どう判断するするのか。… 人間が最善の選択をするのに役立っている脳の部分は、大脳基底核にあることが判明している。大脳基底核は原始的な脳の基礎部分にあるので、言語中枢とは結びついておらず、言葉ではなく感覚で情報伝達をおこなう。(「直感」)人間の脳のなかで、この機能の情報源となる記憶のことを、「感情の知恵」と呼んでいる。…こうして、わたしたちの知恵は、感情(感覚)および本能(肉体的、直感的反応)という形で利用できるようになる。
『スタンフォード式 人生デザイン講座』ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス / 千葉敏生訳
・適切な判断を下すには選択肢に対する感覚や直感を活かす必要がある。
(私たちの知恵は感情(感覚)・本能(直感)反応という形で利用できる)
・そのためには「感情的、直感的、霊感的に『知る』能力を磨き成熟させていく必要がある。」
・歴史的に能力の成熟手段として日記付け、祈り、瞑想、太極拳など自己鍛錬が推奨されてきている。
この「自己鍛錬」が最高の知恵、正しい判断に有効とされる。
ステップ❹ 迷いを断ち切り、前へ進むこと
私たちが「苦悩」するのは自身や他人の人生を真剣に
思っているからなのだ。
最善の選択をおこなうことが、自分の選択に満足するいちばんの近道のように思える。が、全ての結果が出揃うまで、なにが何が最善の選択だったか知りようがない。知り得ないからこそ、悩み、選ばなかった選択肢を蒸し返してしまう。
…これが悩みの正体だ。
ライフデザインにおいては、先ずはひとつの選択肢を選んで行動をとることだ。行動で、前進の道が開ける。
◎これこそ、しあわせを選び取り、満足するコツとここでは力説する。
〝もし疑心暗鬼になったら…、その迷いを断ち切り、前に進もう〟
「断ち切るステップは、あなた自身の勇気にかかっている」
結論・しあわせとは、不要なものを断ち切る中にある。
ポイントは、前に進み、別の何かを掴むことにある。
参考図書:「自分の磨き方」著者:オリソン・マーデン

「自分の磨き方」著者:オリソン・マーデン / 発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
前に進むあなたの覚悟を後押しする力強い言葉(出版社より)
ああゆる自己啓発書の原点。カーネギー、ナポレオン・ヒル、エジソン、中村天風、松下幸之助、稲盛和夫、彼らの思想はすべてここから始まった。 ◾️オリソン・マーデン:実業家・自己啓発家。7歳のときに孤児となり、勉学に励んでハーバード大学に進学。生涯で60冊以上の著述、著作を残す。主な書『前進あるのみ』は明治時代、日本で150万部ものミリオンセラー。全世界では1000万部を越える。