8.共に創る

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クリエイターは旗を立てよ

 いきいきとした若い人や新しい時代の潮流を切り拓く人たちは、価値についての斬新で独特な言葉をクリエイトする。

 その言葉は、彼らが自分たちで見出した新しい価値に対しての彼らなりの喜び、海に誇らしげに突き立てられた旗なのである。(ニーチェ『生成の無垢』「道徳哲学」

『超訳 ニーチェの言葉Ⅱ』(フリードリヒ・ニーチェ / 白取春彦 編訳)『生成の無垢』(原佑 / 吉沢伝三郎 訳

人脈とは、ネットワーク

時代はワールドワイドウェブ、と再認識する必要がある。「人脈づくり」とは、ひと昔前からよく職場の先輩からも聞かされた言葉ではあるが、良いイメージがなぜかついてこない。本書(『人生デザイン講座』)では、人脈づくりは「道をたずねる」ことと同義語ととらえてほしいという。

 街を歩いていて、見知らぬひとが道に迷ったひとを目にしたら、相手を助けるだろう。…結果、人助けができてよかったと感じるだろう。ほとんどひとは人助けを好むということで最高の気分にさせてくれる。

 人脈づくりの目的は、人脈(ネットワーク)をつくること自体にあるのではなく〝そのネットワークに参加することにある〟

 「人間の活動は、どんな分野であれ、生身の人間どうしの関係のネットワークによってつなぎとめられている。このネットワークこそが、社会のその部分を根底から支え、包み込み、つなぎとめている骨組みなのだ」(『人生デザイン講座』)

 「インターネットが職探しを一変させる可能性があるとすれば、それは人脈づくりに関してだ。…〝話を聞きたい相手を探し、連絡する手段として利用するわけだ〟」と!これでしょう。

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